その他

映画「たしかにあった幻」

2026年03月8日その他,ブログ

今日は映画「たしかにあった幻」のご紹介をします。

ドナー家族の方からとてもいい映画だったと教えていただき、久しぶりに映画館まで足を運び、鑑賞してきました。

ストーリーは以下の通りです。(オフィシャルサイト添付しています)

フランスから来日したコリーは、神戸の臓器移植医療センターで働きながら、小児移植医療の促進に取り組んでいたが、西欧とは異なる日本の死生観や倫理観の壁は思った以上に厚く、医療現場の体制の改善や意識改革は困難でもどかしい思いを抱えていた。そんなコリーの心の支えは、屋久島で運命的に出会った恋人の迅だったが、彼の誕生日でもある7月7日の七夕に突然、姿を消してしまう。一年後、迅が失踪するはるか前に彼の家族からも捜索願が出されていたことを知ったコリーは、迅の実家である岐阜へと向かう。そこで明かされた事実から迅との出逢いが宿命的だったことがわかり愕然とするコリー。一方、心臓疾患を抱えながら入院していた少女・瞳の病状が急変するが・・・。

移植医療や臓器提供がテーマとなる映画やドラマが今までにも、ありましたが、この作品はとても現実的に作られていると感じました。医療従事者の視点、提供を待っている患者さんとその家族の視点、そしてドナーの家族の視点も描かれていました。この映画を教えてくださったドナー家族の方も違和感を覚えなかったと話されており、私もその通りだと感じました。移植を取り巻く人々の思いや現状を知ることができる映画だと思います。

途中のカンファレンスのシーンは、実際に現在、移植医療に関わっている方が出演されており、ちょっと驚きましたが、映画の仕上がりに違和感がないことに納得しました。

興味のある方はぜひ鑑賞されることをお勧めいたします。

上映館と上映時間が少ないので、調べてから、行ってくださいね。

 

映画『たしかにあった幻』オフィシャルサイト 2026年2月公開

河瀨直美監督最新作『たしかにあった幻』予告編|2026年2月6日(金)公開

 

 

日本救急医学会中部地方会

2023年12月6日その他,ブログ

2023年12月2日に静岡県三島市にて開催されました、日本救急医学会中部地方会に参加させていただきました。登壇し、脳死下臓器提供の経験をお話させていただくことは、何度も経験のあることなのですが、その日はとても動揺してしまい、声が震えてしまいました。みなさまにはご迷惑をおかけしまして、お聞き苦しかったと思います。

自分でも驚くほど、簡単に心が揺らいでしまいます。『もう、大丈夫』そう思っていても、心は簡単にあの思いを蘇らせてしまいます。(実際に元気にしているんですけど…)何年経っても、ままならないものですね。

 

他の先生方のご講演を拝聴し、勉強させていただきました。各病院の取り組みは素晴らしく、たくさんの医療機関で標準的に実施されるようになるといいなと感じる家族ケアでした。

たくさんのエビデンスが積み重なり、これからの救急医療の領域の家族ケアがさらに良くなっていくと確信できるシンポジウムでした。みなさまのお話を聞くことができたこと、またその熱意に触れたことが何よりの学びとなりました。この機会をいただけましたことを心から感謝いたします。

開催にあたり、ご尽力されました皆様、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

年の瀬となりました

2021年12月31日その他,ブログ

令和三年もあとわずかとなりました。

今年は、厚生労働省の厚生科学審議会疾病対策部会、臓器移植委員会に参加、また、参考人として発表しました。

また、日本臓器移植ネットワークの事業評価等に関する第三者事業評価委員会、ドナー家族ケア部会に参加しました。

そして、九月には日本移植学会にて登壇。とても緊張してしまいましたが、たくさんの人の支えもあり、なんとかやりきりました。そして、みなさまの発表を聴講し、とても有意義な時間となりました。

十一月には三重県院内コーディネーター会議にて、講演。現場で患者さんやご家族と向き合ってみえる方々の声はとても勉強になりました。とある救急医の方は「私達もこれでいいのかと、悩みながら迷いながら、患者さんの不本意の中の最善を家族と一緒に探すんだ」そのように話してみえたのが、とても心に残っています。

十二月には日本臓器移植ネットワーク主催の臓器提供について考えるコーディネートワークショップにて講演。コーディネーターのみなさまとお話させていただき、楽しかったです。

たくさんの方と知り合う機会を得て、たくさんの方がドナー家族の支援の必要性を感じてみえることを知りました。とても心強く、そして身の引き締まる思いがします。

私に様々な経験をさせてただきました方々に、この場を借りまして、心から感謝、申し上げます。ありがとうございます。

今年一年を振り返りまして、たくさんの学ぶ機会を得て、貴重な経験となりました。いろいろな思いを抱きながら、参加していましたが、思いを言葉にすることがとても難しく、勉強不足であり、力不足を痛感しました。

お役に立てるよう、精進していきたいと思います。

 

雪の大晦日となりました。

どうぞ、みなさま温かくおすごしくださいませ。

カテゴリー

アーカイブ

最近の投稿

profile

くすのきの会 代表米山 順子

くすのきの会 代表
米山 順子

twitter

1999年医療系短大卒業、看護師として総合病院や社会福祉協議会などに勤務しながら、私生活では結婚、二児の母となる。 数年前に夫がドナーとなり、ドナー家族となる。通信制大学に編入し、学びを深め、社会の変化による悲嘆の癒しにくい現状、日本の移植医療、ドナー家族の現状を知り、臓器移植ドナー家族の会の設立に至る。

このページの先頭へ戻る