2023年12月2日に静岡県三島市にて開催されました、日本救急医学会中部地方会に参加させていただきました。登壇し、脳死下臓器提供の経験をお話させていただくことは、何度も経験のあることなのですが、その日はとても動揺してしまい、声が震えてしまいました。みなさまにはご迷惑をおかけしまして、お聞き苦しかったと思います。
自分でも驚くほど、簡単に心が揺らいでしまいます。『もう、大丈夫』そう思っていても、心は簡単にあの思いを蘇らせてしまいます。(実際に元気にしているんですけど…)何年経っても、ままならないものですね。
他の先生方のご講演を拝聴し、勉強させていただきました。各病院の取り組みは素晴らしく、たくさんの医療機関で標準的に実施されるようになるといいなと感じる家族ケアでした。
たくさんのエビデンスが積み重なり、これからの救急医療の領域の家族ケアがさらに良くなっていくと確信できるシンポジウムでした。みなさまのお話を聞くことができたこと、またその熱意に触れたことが何よりの学びとなりました。この機会をいただけましたことを心から感謝いたします。
開催にあたり、ご尽力されました皆様、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
令和三年もあとわずかとなりました。
今年は、厚生労働省の厚生科学審議会疾病対策部会、臓器移植委員会に参加、また、参考人として発表しました。
また、日本臓器移植ネットワークの事業評価等に関する第三者事業評価委員会、ドナー家族ケア部会に参加しました。
そして、九月には日本移植学会にて登壇。とても緊張してしまいましたが、たくさんの人の支えもあり、なんとかやりきりました。そして、みなさまの発表を聴講し、とても有意義な時間となりました。
十一月には三重県院内コーディネーター会議にて、講演。現場で患者さんやご家族と向き合ってみえる方々の声はとても勉強になりました。とある救急医の方は「私達もこれでいいのかと、悩みながら迷いながら、患者さんの不本意の中の最善を家族と一緒に探すんだ」そのように話してみえたのが、とても心に残っています。
十二月には日本臓器移植ネットワーク主催の臓器提供について考えるコーディネートワークショップにて講演。コーディネーターのみなさまとお話させていただき、楽しかったです。
たくさんの方と知り合う機会を得て、たくさんの方がドナー家族の支援の必要性を感じてみえることを知りました。とても心強く、そして身の引き締まる思いがします。
私に様々な経験をさせてただきました方々に、この場を借りまして、心から感謝、申し上げます。ありがとうございます。
今年一年を振り返りまして、たくさんの学ぶ機会を得て、貴重な経験となりました。いろいろな思いを抱きながら、参加していましたが、思いを言葉にすることがとても難しく、勉強不足であり、力不足を痛感しました。
お役に立てるよう、精進していきたいと思います。
雪の大晦日となりました。
どうぞ、みなさま温かくおすごしくださいませ。
令和3年9月19日に開催されました、日本移植学会にご招待いだたき、
特別セッション、「臓器提供家族からのメッセージ」お話させていただきました。
第一会場であり、とてもとても緊張しましたが、提供に至るその思い、その後の思いを話しました。会場の人はあまり多くはなく、新型コロナウイルス感染拡大のため、セッションはWeb配信されていました。お聞きの方はどんな感想をいだかれたのでしょうか。
学会で発表することはもちろん、学会に参加することも初めてで、右も左もわからないままに、いろいろな学術発表を拝聴しました。
移植医療は、本当に多様であり、見る角度によって全く異なる姿を見せると感じました。移植医、救急医、脳神経外科医、腎臓内科医、看護師、コーディネーター、そして、レシピエント、ドナー家族、そのどこから移植をみるのか、どれも間違っていない。どれも事実なのです。
移植医療をどのように見つめ、そしてどのようにとらえるのか、それはきっとその人それぞれであり、その人の倫理観、死生観、その人が経験してきた人生そのものに影響されるのでしょう。
いろいろなことを思い、そして考える機会となりとても有意義でした。また、移植医療はもっとよくなると信じられるいい機会となりました。
貴重な機会をいただいたこと、お世話になりましたたくさんの方に、この場をお借りしましてあらためて、感謝申し上げます。
1999年医療系短大卒業、看護師として総合病院や社会福祉協議会などに勤務しながら、私生活では結婚、二児の母となる。 数年前に夫がドナーとなり、ドナー家族となる。通信制大学に編入し、学びを深め、社会の変化による悲嘆の癒しにくい現状、日本の移植医療、ドナー家族の現状を知り、臓器移植ドナー家族の会の設立に至る。