先日、テレビ新広島の取材を受けました。
移植医療に関するドキュメンタリー番組を作成されるとのことでした。臓器提供を待っている患者さんや医療従事者、さまざまな方を取材されてみえ、ドナー家族の声をきいてみたいと思われたそうです。
そして、知れば知るほど、移植医療の難しさを感じると話して見えました。
私は取材に不慣れで、初めてお会いする方に何をどう話していいのか、話していながら自分でも何を言っているのかわからなくなったりしてしまいました。ドナー家族としての経験、そして感じることを聞かれるままに、お答えさせていただきましたが、私自身も、改めて移植医療の難しさを感じました。
制作の皆さんが、移植医療をどのようにとらえ、そしてどのように伝えるのか、とても楽しみにしています。
放送予定日は、まだ決まっていませんので、またお知らせしたいと思います。
1999年医療系短大卒業、看護師として総合病院や社会福祉協議会などに勤務しながら、私生活では結婚、二児の母となる。 数年前に夫がドナーとなり、ドナー家族となる。通信制大学に編入し、学びを深め、社会の変化による悲嘆の癒しにくい現状、日本の移植医療、ドナー家族の現状を知り、臓器移植ドナー家族の会の設立に至る。